【田舎暮らしDIY】チェーンソーで木を切り倒して薪を保管する棚を作りました。

こんにちは。田舎暮らし満喫中のまるじです。

田舎に引っ越してからというもの、友人知人に「お前毎日何やってんの?」ってよく聞かれます。

 

正直言って、毎日全然違う事してるから「ぼくコレやってます!」ってのはない。

だから少しずつ「こんな事やりましたよー!」ってことも発信していこうと思います。

 

西野さん家に薪を保管する棚を作りました。

この上の写真は僕が住んでいる町の移住者の大先輩・西野さんのお家。

なんとこのログハウスは西野さんが仲間と手作りしたんだって!やばいよね。クオリティ高すぎる。。。男のロマンしか詰まっていないぜ。

そんな素敵な西野邸のお庭に今回新しく「薪をストックするための棚」を作るんだそうな。これは是非DIYを学ばせてもらおう!とお手伝いに行ってきました。

 

教えてくれたゲスト講師・栗田 宏武さん

写真引用:高取チェンソーCLUB公式サイト

みなさん「チェーンソーカービング」って知ってます?僕は恥ずかしながら知らなかったんですけども。チェーンソーを使って木からアートを掘り出していく彫刻。栗田さんはそのチェーンソーカービングの世界大会で三連覇というとてつもない大記録を持っている方です。ネットで調べれば調べるほど実はとんでもない方だったんだなぁと。

 

そんなすごい方に直々に教えていただくなんて。なんて恵まれているんだ!

ってなわけでさっそく薪棚作りスタートです!!

 

山に入って木を切り倒す!

いやね。ボクだって山に分け入ってこんな事する日が来るなんて思ってなかったですよ。

でも楽しそうでしょ?この非日常感!!ワクワクします。

この丸太を使いやすいサイズにまた切り出す。

マジで重いから男3人がかりですよ。

で、トラックに積んで西野さん家まで運ぶ。

この丸太を組み上げていきますよ!(軽トラ2台分パンパン笑)

 

いざ組み立て!

除草シートを敷き、土台を組む。

寸法しっかり計って。

丸太で土台を組む。

丸太を重ねていきます。

丸い木と丸い木を組んでいくと、安定しづらい。木がゴロン!ってなるじゃん。

そこで、上の写真のスクライバーと呼ばれる専用コンパスみたいなもので木の形を写し取り、そこを削ってピッタリはめ込む。こうやってログハウスって作られてるんですねー。知らなかった。

水平器が付いてるコンパスといったところ。これで印をつけて、

キレイに削り取っていきます。

こんな感じに削ったら、

ぴたっとハマってくれるんですねー!すごい!

僕も栗田さんに教わって挑戦します。

いやこれ難しい!!!

けど慣れたら出来そうな気がする。完全に教え方が上手なんだなぁって実感。包丁とは違って当てると勝手に切れるので、角度だけ気をつければ良いのね。なんか早めにコツを掴んだ気がしました。

これで僕も完全に山の男ですね。山の男が削った丸太を積み重ねていきます。

積んだらこのドリルで穴を開けます。

そこに長くてぶっといネジみたいなヤツ(コーチスクリューっていうらしい)をブチ込んで固定していきます。

ここはコーチスクリューの鬼・ゆたか氏に任せて。

ビシッと固定。結構頑丈に止まります。

山での生活に工具は必需品でしょう。無意味に欲しくなってしまうのが男の性というもんです。

柱を立てる!

土台ができたら柱を立てます。隙間にうまくハマるわけないので、柱の両サイドを少し削ってはめ込みます。

これはすごい技術だったなぁ。スポっとハマんのよ。

上手くはまったら固定します。これを繰り返す。

柱が出来上がってきましたよ。

少しずつ薪を並べてみます。

うん!いい感じ!

昼ごはんは西野さんの奥さん特製カレー&スープ♪

ってなところで、お待ちかねのお昼ご飯ターーーーイム!!

西野さんの奥さんの特製のカレーをいただきます!!

美味くないわけがないでしょう!!!

ローケーションもバッチリ。幸せってこういうことなんじゃないの?

 

自然と向き合って、ふーーーって深呼吸して、仲間と美味しい食事をする。

 

こんなにも贅沢な時間って僕は大人になって過ごしたことなかった。

 

自分の中の黒いウネウネした何かが溶けていく感じ。

 

ほんと気持ち良い。お昼からも頑張れる。

 

ってなワケでご飯を食べて休憩したら作業再開!

 

柱に屋根を付ける。

組んで。

穴開けて。

止める。

組んで。

穴開けて。

止める。

ひたすら「組んで」「穴開けて」「止める」この繰り返し。慣れればそんなに難しい事じゃない。支えなきゃいけないから人手はいるけど。

いい感じで組み上がってきております。

 

屋根材を貼る。

ここに屋根材を張っていきます。今回あえて「キレイに揃えず、粗さを楽しむ」ということをやっております。技術があるからこそできる技ですね。

一枚ずつ板を打ち付けていきます。

ズラーッと並べて打ち付けたら、

防水シートをタッカーで止める。

その上からもう一列木の板を並べて打っていきます。

こんな感じ!二重になってるのが分かるかなぁ?この間にちゃんと防水シートが挟んであるあたりプロの仕業です。そしてきっちりと並べず、わざとずらして、互い違いに。おしゃれ!

ついに完成!!!!めっちゃいい!!!!

薪って2年ほど枯らせてから使うんだって。じゃないと燃えづらいし、煙がすごいんだって。知らないことばっかりだね。

 

その道のプロに教えてもらったたくさんのこと。

今回教わったことはDIYというか大工仕事というか。道具の使い方だったり組み立て方だったり、とても勉強になった。

でもね。

僕が今回一番強く感じたことは「作った物に魂を込められるプロであれよ!」という栗田さんのメッセージ性のある仕事ぶりだ。

 

栗田さんはプロの大工さんなので、製材された木を使えばキチッとキレイに仕上げる事も可能だろう。でも、敢えて「そのへんに生えてる木」で作る。

木の太さや曲がり具合、硬さなんかも一本一本全て違う。そうした場合、いろんな問題が起きやすい。今回の薪棚作りも大なり小なりたくさんの「さて、どうしようか。」が起こった。木が足りなくなったり、ボルトが折れたり。

でもプロはその対処法なんかは全て熟知していて、想定の範囲内。そしてその対処法を全て見せてくれる。

それを対処した上で、当初計画していたものより素敵なものに仕上げる技術があったし、難産の方が作った物に対して確実に愛着が湧く。魂がこもっているのだ。

 

料理においてもそうで、作り手の魂やストーリーみたいなものは必ず皿に出る。

魂が皿に乗らない料理人もいるし、魂を感じ取れない食べ手も確実に存在するんだけど。

 

「ほとんどの職業は機械に取って代わられる」なんて言われてるけど、魂のこもったモノづくりやサービスができる人は絶対に取って変えられないし、これからの時代むしろ重宝されるはずだ。

 

これはある種のチャンスだと思う。僕はせっかく教えてもらったこの感覚を大切にしていきたいと思った。

 

Photo by Kenji Hirota

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