やぁみんな!「黙って料理だけしてれば良い男」でおなじみのまるじだよ。
みんなは世界一周したことある?ほとんどの人は「ない」だと思うんだ。僕もない。
けどさ。最近千葉県の金谷ってところに引っ越してきて。「まるも」っていうコワーキングスペースで仕事してるんだけど。世界一周してきたよーって人がゴロゴロいんのね。足の踏み場がないくらい、もうそこらじゅうに世界一周が転がってる。
沸き立つ「何か」があるってうらやましい!
いまや「世界一周するという行為」は特に珍しい事じゃなくなっちゃったんだろうね。でも世界を見て周った人は一様に口を揃えて「価値観が広がった」って言うし、人物として実際に興味深くて面白い人が多い。
僕自身も仕事でロサンゼルスに数ヶ月滞在したけど、それでも自分の中の価値観は大きく変わった。
世界一周か。
うらやましいぜ!!こんちくしょう!!
いや、何がうらやましいってさ
- 「世界を周ってこれをしたい」とか
- 「これを学びたい」とか
- 「何も目的ないけど何か発見があるかもしれない」とか
何か自分の中で込み上げてきた思いみたいなものがあって、旅に出てるんだよね。その「心の底から湧きあがってくる何か」とちゃんと向き合えてる人ってやっぱり話してて楽しい。
今日はそんな「世界一周してきた」&「世界一周してる最中」の友人の中でも「飲食店で一緒に働いた」興味深い世界一周をしてる2人を紹介してみたいと思う。
水墨画家 河合愼平
麻布十番の和食屋さんで当時一緒に働いていて、現在は彼がそのお店で店長を務めています。
僕が働き始めた時は「最近水墨画習い始めたんすよー」っていうレベルだったんだけど、その数年後に「僕、世界一周して世界中で水墨画描いてきます」とか訳わかんない事言い出すヤツ。

写真引用:世界一周水墨画 河合愼平facebook
世界中のいろんなところでLIVE DRAWINGを行い、

写真引用:世界一周水墨画 河合愼平facebook
いろんな人に出会って

写真引用:世界一周水墨画 河合愼平facebook
いろんなところで水墨画を書いて

写真引用:世界一周水墨画 河合愼平facebook
その経験や体験を次の作品に込める

写真引用:世界一周水墨画 河合愼平facebook
こんな世界一周うらやましすぎるだろ。
その旅で出会った人とのつながりで、フジロックに絵が設置されたり、今なお活動の幅を広げている男です。

画像引用:facebook
まぁとにかくヤンチャな野郎だけど(良い意味で)日本人の心を揺さぶる、芯のある若い世代を背負って立てる人間だと勝手に思っています。
「WALKING WORLD, DRINKING BEERS」シュンスケ
この男は、ビアバーで一緒に働いていた時の同僚。
2016年9月 現在、世界一周の最中である。ブログによると今はスリランカあたりにいるのかな?
彼の(彼女と一緒なので正確には彼らの)ブログサイトはこちら→ http://buraburabeers.com/blog/

画像引用:facebook
彼はそんなに饒舌に話す方の人間ではない。どちらかといえば寡黙。だが、いろんな方面での知識は豊富で、情に厚く、考え方にも柔軟性があった。
ずっと世界一周に行きたい。とは言っていたが、その旅の目的が「ビールを飲み歩くため」である事はブログで知った。
日本ではピルスナーというタイプの飲みやすいビールが主流だが、世界的に見るとビールの多様性はワインの比ではなく、数え切れないほど多くの種類が存在する。
日本で飲める海外ビールや、国産のクラフトビールも増えてきてはいるが、まだまだ文化レベルでの違いが大きい。
そんな海外との違いを肌で感じて来ようとは、とんだ酔っ払い野郎である。

画像引用:http://buraburabeers.com/

画像引用:http://buraburabeers.com/

画像引用:http://buraburabeers.com/
実際に現地で体験した、旅においての情報やビールの情報などは非常に有益で、文章能力も高いので読みやすい。
こういった「超ニッチだが、誰も発信してこなかったであろう情報」は間違いなく彼らの資産になっていく。これらの経験を生かしてどのような活動をしていくのか、目が離せない。
ワクワクしてますか?
今回、僕が一緒に働いていたバックパッカー2人を紹介させていただいたんだけど、僕が言いたかった事は、世界一周に出かけろ!って事じゃなくって、「あなたはワクワクする事に向かって動けてますか?」って事。
世界的に見ると日本人はとても恵まれていて、やりたい事を実現できる可能性を大いに秘めている。
僕がロサンゼルスで出会ったフランシスコなんかの事を思うと涙が止まらない。(参照→http://marujikan.com/bigdaddy/)
こんな自由度の高い国で、ただただ毎日をぼーっと過ごして一生を終えるなんて、僕にはできない。
アナタにはアナタなりの、燃え上がるような人生がきっと訪れるはずだ。
まずは小さな一歩から動き出してみませんか?